今回は、意外と知らない<乗り物酔い>の原因と対策についてご紹介させて頂きます。
長期連休にお出掛けされる際には是非、ご参考下さい。
乗り物酔いの原因は!?
原因:自律神経の乱れ
視覚情報と三半規管の情報がズレると、脳がズレを補正しようと働くのですが、長時間のズレや激しいズレが生じると脳が対応し切れなくなり、自律神経が乱れてしまいます。
乗り物酔いする人口割合はどれくらい?
20~50代で車酔いする人口割合は約25%みたいです。
子供に関しては、小学校3年~高校3年までが乗り物酔いし易い
傾向にあることも判明しています。
乗り物酔いし易い人とは
具体的にどのような人が乗り物酔いし易い人なのかを纏めると以下の通りです。
大人より子供
子供は大人と比べて、三半規管が未熟なため、乗り物酔いし易い傾向にあります。
低血圧・便秘気味の人
血圧や腸の働きは自律神経によってコントロールされるため、低血圧や便秘気味な人は自律神経が乱れ易く、乗り物酔いし易い傾向にあります。
乗り物に不安やストレスを感じる人
過去に乗り物酔いを経験したことで、同じ乗り物に乗った際に、「また乗り物酔いするのでは?」といったプレッシャーやストレスが乗り物酔いを助長させます。
乗り物酔いの治療法
薬による治療
1.抗ヒスタミン薬:乗車の30分から1時間前に内服するのがベスト!
2.抗不安薬:乗り物に対する不安を緩和させる
3.腸整薬
薬以外の治療法(緩和)
あまり薬に頼りたくない、と考えられる方も多いと思います。
薬以外の治療法としては自律神経を整える以下の方法がおススメです。
1.衣類をゆるめる
2.乗り物から降りて外の空気を吸う
3.寝不足や満腹、空腹を避ける
4.乗り物の進行方向を向いて前の座席に座る
5.ツボ刺激リストバンドを着用する。
お子様が1~4の方法でも改善しない際はリストバンドがおススメです。
実際に子供に使用したところ、乗り物酔いが大分緩和されました!!
まとめ
- 乗り物酔いは自律神経の乱れによって発症する
- 特に子供、女性が乗り物酔いになりやすい傾向
- 薬以外の治療も効果はある程度ある
長期連休は車移動される方が多いと思いますが、乗り物酔いで台無しにならない様に、事前に理解・対策をしておきましょう!!